今週のチェック記事バックナンバー
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2017年6月9日号
(6月2日朝刊から6月8日朝刊まで)
- 6月2日(金)
- 朝刊13版 2面 日本版GPS実現へ前進
- 朝刊14版 2面 日本版GPS実現へ前進
- ひと言ポイント
日本版GPS(全地球測位システム)構築をめざす準天頂衛星「みちびき」の2号機が種子島宇宙センターからH2Aロケットで打ち上げられ、予定の軌道に投入されたことを伝える記事です。今後、3号機・4号機を打ち上げることにより、位置情報の誤差が数センチになるようです。このことにより、私たちの生活がどのように変わるのでしょうか。また、産業の発達にどのようにつながるのでしょうか。記事を手掛かりに様々な視点から考えてみましょう。
- 6月3日(土)
- 朝刊13版 1面、2面、3面、7面、9面、10面、33面 パリ協定 米「離脱」
- 朝刊14版 1面、2面、3面、7面、9面、10面、33面 パリ協定 米「離脱」
- ひと言ポイント
アメリカのトランプ大統領が、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から離脱すると表明しました。中国に次ぐ世界2位の温室効果ガス排出国であるアメリカの離脱に対して、国際的な厳しい批判が起こっています。パリ協定とはどのような取り決めなのかを今一度確認するとともに、日本をはじめとする世界各国の対応を読み取りましょう。
- 6月3日(土)
- 朝刊13版 2面、4面 2016年 出生数97万人 合計特殊出生率1.44
- 朝刊14版 2面、4面 2016年 出生数97万人 合計特殊出生率1.44
- ひと言ポイント
厚生労働省は、2016年の人口動態統計を発表したことを伝える記事です。1年間に生まれた日本人の子どもの数(出生数)は、統計を取り始めた1899年以降最少の97万6979人で、初めて100万人を割り込みました。また、1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す合計特殊出生率は1.44で、前年を0.01ポイント下回りました。厚生労働省は「今後も出生数は同じようなペースで減少が続くことが予想される」としていますが、将来の社会にどのような影響を及ぼすのか考えてみましょう。また、4面から出生率の高い/低 い都道府県を確認し、その理由についても考えてみ ましょう。
- 6月6日(火)
- 朝刊13版 1面 高速道路IC 民間資金で
- 朝刊14版 1面 高速道路IC 民間資金で
- ひと言ポイント
国土交通省は、民間企業が高速道路のインターチェンジ(IC)を設置できる新たな制度を創設する方針であることが明らかになりました。新制度のもとで民間企業のICが設置されることになれば、どのような効果が期待されているのかを記事から読み取りましょう。
- 6月8日(木)
- 朝刊13版 31面 最古の現生人類 30万年前?
- 朝刊14版 31面 最古の現生人類 30万年前?
- ひと言ポイント
北アフリカ・モロッコで約30万年前とみられる最古の現生人類(ホモ・サピエンス)の化石を発見したと、ドイツの研究所などのチームが発表しました。現生人類は東アフリカで約20万年前に誕生したとされていましたが、この定説を約10万年遡り、初期の現生人類がアフリカ大陸に広く存在していた可能性を示す成果となります。この時の現生人類はどのような生活をしていたのでしょうか。